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刃渡り沢へ向うも二日酔いで大幅に出遅れる...。林道終点から見える対岸、刃渡り沢の氷瀑には既に複数パーティーが取り付いており断念。トボトボと林道を帰る途中、左上に見つけた氷瀑を登ってきました。錦滝、岩間R、平田Rが混んでる時、また時間が余った時使える、とってもコンビニエンスなアイススポットです。
 
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「S字ゴルジュ滝」(大前義孝 記)
岩間ルンゼを過ぎた先、ミックスで登ると面白そうな氷柱の垂れた岩壁を過ぎると林道右側に緩斜面が出てくる。これを300mほど登ると岩の凹みに緩斜面の薄い氷。これが下から見た氷瀑の末端。ノービレイでここを登ると岩のハングに下がった鳥の両翼の様な氷瀑が眼前現れる。しかし下に届いておらず、この段階だと残念だが登攀できる状態ではなかった。しかし違う角度で改めて氷瀑を見上げると右側に70~80度の3パートとその間の緩斜面部分のある比較的やさしそうなラインがとれそうであった....。
(1P目)
大前リード。1、2段目をつないで2つ目の緩斜面帯まで25~30mを登りました
が、単純そうに見えていた2つ目の緩斜面帯が実はとても面白い。幅2m位のS字ゴ
ルジュ奥に氷が詰まった様な構造。登っていくとまず岩に頭をおさえられる、氷通り
に単純に左にズレようとすると左足をおける氷が無くなる。氷以外のスタンスを求め
ようにも岩はスラブ状で不可能。まるでコンペ課題のよう。足はそのままで右バイル
を横引きにして体を傾けてなるべく遠くて高い位置に左バイルを打ち込みゴルジュを
突破。
S字の向こうにある岩の袋状スペースに体ごと入り眼の前の氷にスクリュー2本で
ピッチを切った。この部分の氷は透明のガラスの様で支点に不安は感じなかった。
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(2P目)
続けて大前リード。氷自体は15m位。最後5m程上の左の岩棚はスラブ状で手前に傾
いていてアイゼンで上に立つのはとても気持ち悪い。移る前に2本のスクリューと氷
柱にもランナーを取ってから慎重に乗り込んで立木でピッチを切った。
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「カーテン状小滝」
この氷の左上を少し行くと高さ6~7m幅10m位のやや傾斜のあるカーテン状の氷瀑
もある。下部垂直3m程度、最後は泥壁を登る。氷より抜けた先がやや悪い。ここを登ると小尾根を挟んでS字ゴルジュ滝上部へ出れる。

★ふたつともとっても小粒ですが、時間が余った時、遊ぶのにちょうどいいサイズです。
・大前義孝、横田川和徳(無所属)
 別パーティーで鈴木常、小川、山崎(山登魂)

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