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■日時 2013年8月15日(木)~17日(土)
■場所 中央アルプス・大田切本谷
■メンバー 荒澤(単独)

このお盆休みはパートナーが捕まらず、単独で沢に行こうと思ったのですが、動き始めたのが遅く、北アルプス方面の足が確保できずいろいろ思案したあげく、中央アルプスに行ってきました。



■8月15日(木)
 11:30-11:40 檜尾橋付近
 12:20-12:45 入渓準備(取水口の上)
 12:50 大岩クラック下
 13:43 引き返して大岩クラック上
 15:00-15:10 梯子ダル沢出合い
 17:15 東熊沢出合い(ビバーク)

6時過ぎに自宅を出発し、朝イチのあずさで移動。11時前に駒ヶ根駅に到着し、駅発11時のロープウェー行きバスで檜尾橋まで30分。

檜尾橋を過ぎて最初のヘアピンカーブのところから電力会社の作業路をスタスタ歩く。大田切川の本流に掛かる大きな吊り橋を通って右岸に渡り、取水口手前で本流に掛かる二つ目の吊り橋には立ち入り禁止の札があったので渡らずにそのまま右岸を行ってみたが、悪沢を渡ったところで道が消失してたので、引き返して立ち入り禁止の吊り橋で左岸に渡り取水口施設を巻いて降りた川床の岩の上で準備を整えて入渓。

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整備された作業路

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取水口の上の入渓点付近

すぐに大岩のクラックが現れたが、クラックからドバドバ水が流れ、周辺の岩もその水しぶきでヌメヌメしてるし、へんなゼリー状のモノも着いてて気持ち悪い。とりあえず空身で取りついてみたが、最初の一歩目が上がれない。よく見ると岩の下の空間の奥の方に流木があったので、それを引っ張り出して立てかけて足場にし、一歩あがったら古いフィックスに手が届いたのでフィックスを掴みながらフットジャムとワイド登りで突破。ザックをザイルで引っ張り上げて核心終了かと思いきや、そのまま右岸をトラバースしていったらカンテを回り込んだ先がヌルヌルのスラブで二歩ぐらい登ってから二進も三進も行かなくなる。そのスラブを無理して登るかどうかをしばらく思案していたが、いよいよ脹脛が辛くなってきたので、意を決してクライムダウン。微妙なバランスのトラバースをこなし、大岩のクラックの上まで戻った。「敗退」の二文字が頭をよぎるが、よく見ると、水流は強いものの弱点をつけば渡渉できそうだったので、慎重に左岸に渡たり、難所を突破。大岩のクラックを越えてから30分ぐらい右往左往してたみたいで、出だしから手こずってしまった。

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大岩のクラック。本流は無理そう

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大岩のクラックから水がドバドバ流れている。

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大岩クラックの先、右岸をトラバースしていくと・・・。写真に写っているカンテの向こうのスラブが激悪

そのあとも深い釜を持った3~4mの滝が何個も出てくるが、水流の直登は不可能で、へつってから側壁を登ったり、小さく巻いたりを繰り返す。あまり人も入っていないのか、巻きもほとんど踏み跡はなく、ルートファインディングを楽しめる。左岸から梯子ダル沢の立派な滝が入ってくるとゴルジュ帯ももう終わりが近い。梯子ダル沢出合いから30分ほどで二俣っぽいところに着いて、一瞬、東熊沢との二俣かと思ったが、地形図とコンパスを確認すれば、大地獄沢との二俣であることがわかる。大地獄沢出合いから東熊沢出合いまでは倒木だらけで遡行に手間取り、東熊沢との二俣到着は17:15ごろとなった。

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ゴルジュ帯の滝その1

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ゴルジュ帯の滝その2 へつって右壁に取り付こうとするが足が届かず、体が浮くと滝壺に引き込まれそう

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梯子ダル沢F1の立派な滝

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倒木にうんざり。比較的新しそう。

急いでツェルトを設営し、焚き火を集め、ひとり宴会をスタート。核心はもう終わったという安堵感で独り焚き火を楽しんでいたが、今度は夜空がピカピカと輝きだし、雷雲の接近を知らせている。急いでツェルトに潜り込んだが、この谷は結局朝まで降らなかった。

■8月16日(金)
 06:30 ビバーク地出発
 07:20-07:30 雪渓開始1950m付近
 08:05-08:30 雪渓終了2150m付近
 09:55 支尾根のコル
 10:10-10:35 木曽殿山荘
 11:40-12:15 空木岳山頂
 12:20 駒峰ヒュッテ

朝起きると快晴。焚き火をおこしてのんびり朝御飯を食べる。今日は稜線に詰めるだけなのでお気楽な感じて遡行スタート。

なんだか水が冷たいなぁと思いながら歩いていると遙か前方の谷が真っ白に輝いているのが見えた。「雪渓なんて想定外だよ~。ミニバイルも持ってきてないし~」と一人でぼやいてみたが、ま、突破可能かどうかは行ってみなきゃわからん、ということで歩き続ける。

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一面の雪渓

雪渓は1950m付近からびっしり谷を覆っていたが、傾斜は大したことなく、状態も安定しているので、通過には問題なさそうであった。念のためストックを出し、スリップしないように慎重に通過。微妙に神経を使うのでどっと疲れた。

雪渓を抜けると、すでに水枯れだったので、靴を沢靴からアプローチシューズへ換装。ゴロゴロと大きな岩が転がる谷を詰め、苔むした枯滝を幾つか越えると左手の草付斜面がトラバースできそうな雰囲気を醸し出し始める。念のためスマホのGPSで現在位置を確認すると、木曽殿越とほぼ同じ高さまで登っていることが分かったので、草付を適当に左にトラバースすると、ドンピシャで支尾根のコルに出た。そこからは木曽殿越のコルがほぼ同じ高さに見え、アザミの痛い葉っぱと格闘しながら藪をトラバースし、木曽殿越へ到着。登攀装備を解除し、炭酸ジュースを補給して一息ついた。

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大きな岩がごろごろしていて歩きにくい

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支尾根のコルから木曽殿越をみる

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空木岳初登頂

あとは気楽な登山道を一時間ほどで空木岳山頂に到着。まだお昼なので、このまま降りてしまおうかとも思ったが、せっかく明日も日程を確保しているので、贅沢に駒峰ヒュッテに泊まることにし、チェックイン。さっそくテラスでビールを飲みうだうだと過ごす。三重から来ていたご夫婦や、山ガール&山ボーイグループと交流を深め、20時前には就寝。

■8月17日(土)
 05:20 駒峰ヒュッテ
 08:05 池山登山口
 08:13 菅の台バスセンター

周りが活動し始めるのに合わせて4時半ごろ起床し、朝食を作って食べ小屋付近で日の出を見てから下山開始。温泉、ビール、ソースかつ丼を思い浮かべながら黙々と下り、3時間掛からずに菅の台のバスセンターに到着。こまくさの湯は10時からなので、吊り橋を渡って左の8時からやっているこまゆき荘のお風呂に入り、明治亭で生ビールとソースかつ丼を堪能し、11時前には駒ケ根から電車に乗り、夕方には帰宅。沢装備を干したりしてから、近所のボルダリングジムへ行ったが、さすがに体がヘロヘロで全然登れなかった。なかなか充実した3日間でした。

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八ヶ岳と鋸岳の間から朝日が昇る
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■日時 2013年8月10日(土)
■場所 奥多摩・水根沢谷
■メンバー 阿部さん(OB)、南雲さん、荒澤(記)

入渓 09:10
半円の滝の上 12:00
登山道合流点 15:00
下山 16:00

新人・南雲さんを連れて数年ぶりに水根沢へ行ってきました。

次々と現れる釜を伴った小滝をどんどん登っていく楽しい沢です。半円の滝を超えたところで下山するのが一般的ですが、今回はもう少し足を延ばし、登山道との合流地点まで。意外と滝が連続して飽きさせず、終盤には5~6mの滝があり、水流を頭から浴びながらのクライミングが楽しめます。水根沢は半円の滝で終わらせるのはもったいないですよ。

帰りはもえぎの湯へ向かうも、入場規制で30分待ちとのことで、温泉を探しながら移動し、結局、河辺駅前の梅の湯へ。車は東急ストアの駐車場へ入れればタダになるようです。


■日時 2013年8月4日(日)
■場所 仙ノ倉谷・西ゼン
■メンバー 福原さん、荒澤(記)

06:15 駐車場出発
07:15-07:30 仙ノ倉谷出合
08:20-08:40 東ゼン出合
10:15-10:25 第二スラブの途中
12:00-12:10 平標新道途中
13:40-13:50 仙ノ倉谷出合
14:45 駐車場到着

足の怪我のリハビリも兼ねて、西ゼンへ行ってきました。
続きはYoutubeで。