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■日時 2014年12月27日(土)~29日(月)
■場所 南ア・戸台川・七丈の滝&仙丈ケ岳
■メンバー 福原さん、荒澤(記)、ヨコさん(ぶな)、ミヤタさん(ぶな)

この年末はパートナーのヨコさんの腰にまだボルトが入っており長時間重荷を持て歩けず、フォールなどで腰に衝撃を与えられないということもあり、定着型でアイスクライミング。ぼく自身も11、12月が忙しくて今回がシーズン初アイス&初冬山となりました。各々の体調や志向を考慮して、今回は、アイスチームはヨコさんと荒澤、ピークハントチームは福原さんとミヤタさんの2チーム編成とし、丹渓山荘以降は分かれての行動となりました。

12/27(土)
戸台の駐車場で、甲斐駒を目指すぶなチームとも会い、前後しながら丹渓山荘まで一緒に行動した。仙丈ケ岳をめざし、北沢峠までキャンプを上げるピークハントチームと別れ、アイスチームは舞姫の滝より上流にテントを設営。テント設営後、戸台川本谷を上流へ向けて偵察に出発。20分程度歩くと、彼方に日差しを浴びて光り輝く七丈の滝が見えてきた。実は、七丈の滝の結氷はあまり期待していなかったのだけど、見事に発達した姿を見て、明日のターゲットは七丈の滝に決定。さらにトレースをつけるために本谷から七丈の滝方面へ登っていく。F1下に到着するとF1はかなり氷が薄く、中間部は岩が露出し、水がジャージャー流れている。これはとても登れなさそうなので、右岸側から巻けそうなことを確認。七丈の滝を遠望して、十分登れる状態であることを確信し、本日の偵察を終了。

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遠くに七丈の滝が見えてきた

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しっかり繋がっている

12/28(日)
晴れているが気温は前日よりも高く、寒くはない。6時前にテントを出発し、昨日、自分たちで付けたトレースを辿って順調にF1下まで到着。ここでアイゼンを装着し、偵察で見当をつけたとおり、右岸のルンゼを登り、落ち口左の岩までトラバースすると、見事にバンドが繋がっており、簡単にF1上に出れた。そのまま歩いて七丈の滝の取付きまで登り、登攀準備を行う。

8:05 簡単そうな1ピッチ目はヨコさんリードで上部氷瀑の基部まで50m一杯ロープを伸ばす。III級ぐらい。
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8:50 2ピッチ目は荒澤リードで核心の氷柱の脇までモコモコした段差を越えながら40mほどロープを伸ばした。たぶんIV+ぐらい

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1ピッチ目終了点から核心の上部氷柱を見上げる

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2ピッチ目をフォローで登ってくるヨコさん

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2ピッチ目終了点でハンギングビレイ中の荒澤

10:00 3ピッチ目も荒澤リードで上部の氷柱に取付く。傾斜は垂直に近いが、凹角気味なので登りやすい。一気に垂直部を登り切り、岩とツララの間の空間に体をねじ込みスクリューを打ちながらレスト。そのあとはクラゲ氷を避け弱点を突きながらルート取りし、45mほどロープを伸ばして落ち口の岩角でアンカーを構築。11:20ごろフォローのヨコさんを迎えて登攀終了。

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2ピッチ目終了点の頭上のハングには巨大なツララがミサイルのように並んでいる

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滝の落ち口まで登ってきたヨコさん。背後には仙丈ケ岳が良く見える

下降は右岸の立木に残置スリングが巻いてあったのでそれを利用して1ピッチ懸垂し、氷柱に捨て縄を通してもう1ピッチ懸垂すると1ピッチ目の途中まで降りてきたので、あとはクライムダウンで取付きまで降りて終了。テントを撤収して丹渓山荘まで降りるとピークハントチームも仙丈ケ岳に登頂し、ちょうど北沢峠から丹渓山荘に降りてテント設営直後であり、合流してミヤタ鍋(手抜きバージョン)を美味しく頂いた。

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右岸を懸垂下降

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下降後、七丈の滝を振り返る

12/29(月)
翌朝は天気予報通り雪。夜中から降り続き20~30cmの積雪があった。天気予報では昼には回復することになっていたので、のんびり降りることにしてテントでグダグダ。12時前に撤収し始めると青空も見えてきた。すっかり踏み固められて高速道路状のトレースを楽々歩き、あっという間に駐車場まで戻り、さくらの湯で汗を流し、諏訪インター近くの王将でご飯を食べて帰京。七丈の滝を登れて満足な登り納めでした。

■おまけ
七丈の滝トポ
七丈の滝トポ
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