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■日にち 2016年1月10日~11日
■場所 甲斐駒ヶ岳・黄蓮谷左俣
■メンバー 荒澤、横井くん、ぶな2名
■詳細
1/10(日)
17:50竹宇駐車場→21:30五合目→23:00就寝

1/11(月)
03:00起床→04:30出発→04:45六丈沢下降点05:00→06:30二俣07:00→13:45稜線14:00→14:10七丈小屋→14:30六丈沢下降点→14:40五合目15:50→18:00駐車場

1day(?)チャレンジ?入山から下山まで丁度24時間ぐらいでした。雪がなく、滑滝もほとんど露出しており、1月中ごろとは思えない最高なコンディションでしたが、連休最終日で左俣は貸し切りでした。

ぶなチームは10日の日中に入山し、七丈小屋泊まり。ぼくらは家庭の都合、仕事の都合で、10日18時前に入山。下山してくるパーティに「えっ、これから?」といぶかしがられながらてくてく歩き、21時半ごろに5合目到着。ご飯を食べて、少しお酒を飲んで23時ごろに就寝。

3時過ぎに起床し、4:30頃5合目を出発。10~15分ぐらいで待ち合わせの6丈沢の下降点に到着。暇なので丸まっているアイゼン、アックスを心なしか研いでみた。5時ちょうど、ぶなチームが到着し、下降開始。こっちのほうが5合目からの下降路より下り易い。6時半ごろ、懸垂なしでドンピシャで二俣に降り立つことに成功。

7時ごろ二俣を出発。今シーズン初の氷の感触を確かめながら、フリーソロでどんどん登っていく。特に難しいところもなく、大滝60mとご対面。真ん中から水が噴き出しているけど、どこでも登れそう。ここはヨコさんリードしたいというので、譲っておいた。60mロープでも抜けきれないが、落ち口を越えた緩斜面帯には達することができるので、スクリューでビレイ点を構築していた。

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横井くんは本格的なアイスは初といっていたけど、安定して登っていた

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氷の回廊

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フリーソロでサクサク登る

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大滝60m

最後の滝は真ん中あたりの傾斜の立っているところを狙ってサクッと登り、灌木でビレイ。ここでロープを仕舞い、最後の詰めに取り掛かる。

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最後の滝

詰めは左俣の本流の左手から入ってくるルンゼに小尾根を乗越して入ってルンゼを詰め、段差にぶつかったあたりで左手にトラバースし、ハイマツ帯を適当に登っていくと、13:45ごろ苦労することなく7合目と8合目の間の登山道に飛び出した。

我々は5合目にデポしてある荷物の回収とパッキングがあるので、ぶなチームと別れて先に下り、5合目で待っていたが1時間ほど待つこととなった。横井くんの電車の時間もあるので、先に二人で下り、2時間ちょっとで駐車場到着。
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■日にち 2015/12/27(日)~30(水)

■メンバー 荒澤、横井くん

■ルート 南ア・北岳バットレス4尾根

■詳細
12/27(日)
初日は池山御池小屋までなのでのんびり7時ごろに奈良田温泉の駐車場を出発。20分ほどでゲートで10時過ぎにあるき沢橋の登山口に到着。ここでアプローチシューズから冬靴に履き替え、不要なシューズをデポして出発。3時間弱で池山御池小屋に到着。天気次第では、今日中にキャンプをボーコン沢の頭付近まで上げることを考えていたが、明日の天気がそれほど良くなさそうな予報だったので、無理せず行動終了。先に入っていた青鬼のちっぺ、リッキーペアとも無事会うことが出来て、上部の情報を貰った。やはり前夜からは吹雪で、稜線上はかなり新雪が積もったとのこと。

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あるき沢橋付近は全く雪がない。林道も完全にドライコンディション

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池山御池のあたりは一応雪が積もっており、水は作れた

12/28(月)
明るくなった6時半ごろ出発。バッチリ踏まれて歩きやすいトレースを3時間ちょっとで、ボーコン沢の頭に到着。目の前にバットレスがどどーんと迫る。吹雪の晩にボーコン沢の頭手前にテントを張ったちっぺ&リッキーによると、かなり風が強く、飛ばされそうだったそうなので、テント場所を慎重に探す。風がひどそうだったらボーコン沢の頭から下って樹林帯に張ることも考えていたが、そこまででもなさそうなので、ボーコン沢の頭を過ぎてすぐの窪地状のところにテントを設営した。そしてすぐに偵察へ出発。八本歯の頭の手前にも若干の窪地があり、先行していたカモの会パーティはそこに張っていた。

バットレスの下部岩壁へは、八本歯のコルから夏道を標高差で120~130mほど下り、左手側が崖から斜面に切り替わったポイントからトラバースできる。先行していたカモパーティはどうしようか迷っている感じだったが、ぼくらが率先してラッセルし始めたら、一緒に加わってくれて、1時間ほどで下部岩壁のdガリー大滝の取付き付近に到着した。帰りは30分ほどで登山道に復帰。4人で往復したので、トレースバッチリ。

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北岳どーん

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バットレス拡大

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dガリー大滝の取付きまであとちょっと

12/29(火)
3時半出発予定だったが、少々早く目が覚めたので、3時過ぎに出発。うっすらと新雪が積もり、稜線のトレースは一部消えかかっていた。4時ごろ八本歯を通過し、5時に取付き到着。まだ真っ暗な5時20分ごろ登攀開始。

1ピッチ目は荒澤リードで、5尾根支稜を登るつもりでdガリー大滝の右岸を登り始めたが、いまいちルートが見いだせず、プロテクションも取れない。しょうがないので、右岸のベルグラをそのまま登り、dガリー大滝上の雪原まで45mほどロープを伸ばして、ブッシュを掘り起こしてビレイ。取れたプロテクションはキャメ黄、古いリングボルトから1本、細いブッシュ1本、トライカム小さいの1個ぐらいだったかな。素直にdガリー大滝を登った方が傾斜も緩いし、氷ももう少し厚そうだし良いかもしれない。

2ピッチ目は、横井くんリードで、雪原をラッセルして、氷のガリーを登り、横断バンドまで。

3ピッチ目は、荒澤リードで横断バンドをトラバースするが、どうやら、ここでルートをミスってしまったようで、斜めに下るべきところを上がってしまい、何やら難し気な岩のスラブにぶち当たった。そのまま突入してみたが、雪が乗っかっているスラブで除雪しないとスタンス拾えないし、手もガバがあるわけではなくて厳しい。スラブの入口にビレイ点があったので、いったん戻ってピッチを切る。

4ピッチ目も荒澤リード。スタンスはモノポイントでぎりぎり踏める程度のものが絶妙な間隔でスラブに散らばっており、除雪して、スタンスを探して、いったん戻るというのを繰り返し、徐々に距離を伸ばしていく。何度目かのトライで5mほど先にある残置ハーケンまでようやく達し、アックスをハーケンに引っかけて、そのスキにわずかな岩の隙間に小さいトライカムをセットしほっと一息。そこから先はガバホールド、ガバスタンスが出てきて無事トラバース完了。灌木を掘り起こしてビレイ。

5ピッチ目は横井くんリードで、雪壁~木登りで30mぐらいロープを伸ばす。

6ピッチ目は荒澤リードで、雪壁~除雪しながらの岩登りで4尾根の稜上、取付きテラスの1ピッチ下ぐらいまでロープを伸ばした。

この時点で10時半を回っており、取付きテラスまではあと1ピッチぐらいと思われる。このペースだと、どう考えてもリミットの14時マッチ箱には間に合わない。せめてもう1ピッチ伸ばして、取付きテラスまでは行きたいと思ったが、とにかく寒く、日向にいても震えが止まらない。ちょっとこれ以上無理するのはよろしくないので、早々に諦めて敗退を決定。懸垂下降3回でdガリー大滝取付きまで降りた。下降中、絶悪だった4ピッチ目のトラバースが、ルートをミスっていて、その下が易しそうな草付帯だったことを発見した。おそらく、ここを下から回り込んで行くのが正規のラインと思われる。

登山道に復帰し、八本歯のコルまで登り返した時点で13時。時間的にはまだ余裕があるので、一般ルートから北岳登頂を目指すことにし、荷物を置いて登り始めた。時折、よろける程度の強風が吹き、風は強いが危険を感じるほどではない。ところが、主稜線に上がり、「山頂まで20分」との標識があるところまで来ると、西風がダイレクトに吹きつけ、まっすぐ立っていられないほどの強風がゴーゴーと音を立てて常に吹いている。これは、かなり身の危険を感じるので、登頂は諦め、さっさと下った。

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朝日を浴びるピラミッドフェースとリード中の横井くん

12/30(水)
明るくなりかけたころに出発し、富士山脇から昇る朝日や、朝焼けに染まる間ノ岳を眺めてから下山し、12時ごろ奈良田の駐車場に帰着。白根館で温泉に入ってのんびり帰宅。

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夜明け直前。間ノ岳とお月さま

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朝日を浴びる間ノ岳

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富士山の脇から昇る朝日
■日にち 2015/12/13(日)

■メンバー 荒澤、横井くん

■ルート 八ヶ岳大同心正面壁雲稜ルート

■詳細
朝、4時過ぎ美濃戸の駐車場を出発。予定より少し早く6時過ぎに赤岳鉱泉に到着した。トイレや身支度を済ませて、雪の少ない大同心稜を登り、8時頃に取り付き付近到着。ギア等の準備をして8時半ごろ登攀開始。前夜に降った雪が乗っかっているだけの悪いコンディション。

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天気はイマイチ

1ピッチ目、荒澤リード。シーズン一発目ということもあり、無駄に力が入っているようで、やたらと腕がパンプする。核心のハング越えでいったんテンション入れて休んでから、一気に乗っ越す。

2ピッチ目、荒澤リード。最後のマントル返すあたりで、疲れてワンテン。

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2ピッチ目終了点付近

3ピッチ目、横井くんリード。この辺から易しくなるので、リード交代。

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3ピッチ目で奮闘中の横井くん

4ピッチ目も横井くんリード。凹角からトラバースして5ピッチ目の取付きまで。

5ピッチ目、荒澤リード。このピッチが悪かった。前半の傾斜が緩めのところがアックスを引っ掛けるホールドが乏しく、特に悪く感じた。後半の垂直のカンテ状では、疲労もあって各駅停車状態。それでも、ここはアックスの掛が良いホールドが続くので、まだ登りやすい。

大同心の頭到着が15時過ぎ。ちょっと時間かかりすぎだなぁ。休憩して15時半ぐらいに下降開始。大同心稜を下り、17時過ぎに赤岳鉱泉に下りて休憩。19時前に美濃戸の駐車場に下山。冬の初めになかなか良い足慣らしができました。

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