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2013.02.17
荒船山・艫岩・昇天の氷柱
■日時 2013年2月17日(日)
■場所 西上州 荒船山 艫岩・昇天の氷柱
■メンバー 福原、荒澤(記)
土曜夜、道の駅しもにたに到着するとすでに山ヤの車が多数停まっていた。これだけいると昇天パーティが他にもいそうだと思い、起床時間を30分早めて4:30とした。朝4時頃、活動を開始したパーティがいて気になったが、こちらは予定通り4:30起床、食事とトイレをを済ませて内山峠に移動。
5:40ごろ内山峠に到着すると、すでに車が2台でどちらも準備中だった。こちらも急いで準備をして彼らより早く5:50頃出発。7時ごろ一杯水でハーネス、アイゼン装着し、7:30一番乗りで取付き到着。あぶない、30分の早起きが功を奏した。

一杯水から艫岩のトラバースに入る
7:45 1ピッチ目 荒澤リード 下段は素直で簡単なアイス。二段目は中央のトンネルは狭くて通過できそうになく、右のベルグラを雪を払いながらデリケートなクライミングで突破。

1ピッチ目
8:30 2ピッチ目 福原さんリード 簡単な滝とナメを越えて3ピッチ目の取付きまで。

2ピッチ目
9:06 3ピッチ目 荒澤リード ビッシリと氷が発達しており、デコボコしていて簡単そうだなぁとナメて取り付いたが、意外と悪い。フッキングだけで登れるかと思いきや氷が脆く、加重できる箇所が少ないし、打ち込める箇所も限られてバランスが悪い。そんなことより、指先が冷たすぎてしんどい。とは言え、側壁を使って安定した体勢をとることができ、レストはしっかりできるので落ち着いて登ればたいした事はない。

3ピッチ目の氷
9:55 4ピッチ目 福原さんリード 3ピッチ目は氷が潤沢だったのに、4ピッチ目は少なく、名物(?)のお椀氷も小さい。下から吹き上げてくる風により、砂まじりの雪が顔に吹き付け、視界が遮られるなかなか厳しいクライミング。核心のチョックストーンっぽいところはドラツーで越えるが、アックスがしっかりかかるガバみたいなホールドばっかりで難しくはない。10:40、登攀終了。

4ピッチ目奮闘中

核心手前

突破!

背後は浅間山
避難小屋で休憩後、下山路がよくわからず地形図とGPS見ながら歩いていたら一杯水の少し上で登山道に復帰。あのあたり、地形図上の登山道と実際の登山道の位置が随分違わないですか?

昇天の氷柱遠景(中央左より、稜線の大きく落ち込んだあたりの下に3ピッチ目の氷爆が見える)
下山後は荒船の湯で凍えた体を解凍し、下仁田駅近くのきよしや食堂で名物のカツ丼をいただいた。きよしや食堂さん、閉店時間近かったのに電話したら開けて待っていてくれた。

名物のカツ丼。カツが2枚も!
■場所 西上州 荒船山 艫岩・昇天の氷柱
■メンバー 福原、荒澤(記)
土曜夜、道の駅しもにたに到着するとすでに山ヤの車が多数停まっていた。これだけいると昇天パーティが他にもいそうだと思い、起床時間を30分早めて4:30とした。朝4時頃、活動を開始したパーティがいて気になったが、こちらは予定通り4:30起床、食事とトイレをを済ませて内山峠に移動。
5:40ごろ内山峠に到着すると、すでに車が2台でどちらも準備中だった。こちらも急いで準備をして彼らより早く5:50頃出発。7時ごろ一杯水でハーネス、アイゼン装着し、7:30一番乗りで取付き到着。あぶない、30分の早起きが功を奏した。

一杯水から艫岩のトラバースに入る
7:45 1ピッチ目 荒澤リード 下段は素直で簡単なアイス。二段目は中央のトンネルは狭くて通過できそうになく、右のベルグラを雪を払いながらデリケートなクライミングで突破。

1ピッチ目
8:30 2ピッチ目 福原さんリード 簡単な滝とナメを越えて3ピッチ目の取付きまで。

2ピッチ目
9:06 3ピッチ目 荒澤リード ビッシリと氷が発達しており、デコボコしていて簡単そうだなぁとナメて取り付いたが、意外と悪い。フッキングだけで登れるかと思いきや氷が脆く、加重できる箇所が少ないし、打ち込める箇所も限られてバランスが悪い。そんなことより、指先が冷たすぎてしんどい。とは言え、側壁を使って安定した体勢をとることができ、レストはしっかりできるので落ち着いて登ればたいした事はない。

3ピッチ目の氷
9:55 4ピッチ目 福原さんリード 3ピッチ目は氷が潤沢だったのに、4ピッチ目は少なく、名物(?)のお椀氷も小さい。下から吹き上げてくる風により、砂まじりの雪が顔に吹き付け、視界が遮られるなかなか厳しいクライミング。核心のチョックストーンっぽいところはドラツーで越えるが、アックスがしっかりかかるガバみたいなホールドばっかりで難しくはない。10:40、登攀終了。

4ピッチ目奮闘中

核心手前

突破!

背後は浅間山
避難小屋で休憩後、下山路がよくわからず地形図とGPS見ながら歩いていたら一杯水の少し上で登山道に復帰。あのあたり、地形図上の登山道と実際の登山道の位置が随分違わないですか?

昇天の氷柱遠景(中央左より、稜線の大きく落ち込んだあたりの下に3ピッチ目の氷爆が見える)
下山後は荒船の湯で凍えた体を解凍し、下仁田駅近くのきよしや食堂で名物のカツ丼をいただいた。きよしや食堂さん、閉店時間近かったのに電話したら開けて待っていてくれた。

名物のカツ丼。カツが2枚も!
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お疲れさまでした。 同日第2便(3~4便?)で登ったモノです。 一杯水標識裏にザック1つデボされてた方ですよね? 登りながら、ここをザック(残り1つの)背負って登ったのかあ、さぞや力のあるパーティではと推測しておりましたが、JECCの方とわかって納得です。 トレースありがとうございました。 また、スクリュー痕も2つほど使わせて頂きました。 1Pは中央トンネル通過、すごく悪かったです。 ドラツーの練習ってしたことないので、4P目も辛かったです。 どこかでお会いしたら宜しくお願いいたします<(_ _)> P.S.健太郎様とは以前滝谷などでご一緒したことがあります
荒澤
初めまして。コメントありがとうございます。
一杯水標識裏のデポザックはぼくらのではないです。ぼくらのあとに2パーティはいたので、おそらく彼らのものだと思います。OPANDAさんのように朝のピークが過ぎた遅い時間に取り付くというのも一つの手なのですね~。朝イチは駐車場に先客がいて焦りました。
今後ともよろしくお願いいたします。
一杯水標識裏のデポザックはぼくらのではないです。ぼくらのあとに2パーティはいたので、おそらく彼らのものだと思います。OPANDAさんのように朝のピークが過ぎた遅い時間に取り付くというのも一つの手なのですね~。朝イチは駐車場に先客がいて焦りました。
今後ともよろしくお願いいたします。
2013/02/26 Tue 20:07 URL [ Edit ]
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